
ディンプルキーへの交換
家の鍵はディンプルキーをお使いですか?
お持ちの鍵の形を確認してみてください。鍵の表面がゴルフボールの表面のような穴のある鍵であれば、ディンプルキーです。もし、ギザギザとした鍵であれば昔から住宅で使用されている鍵ディスクシリンダーキーです。
ディスクシリンダーの鍵はピッキングに弱く、約20秒前後で開けられてしまう為 注意が必要です。ピッキングによる被害が増え始め、ディンプルシリンダーを採用する住宅も増えてきましたが、古い家やマンション・アパートや団地ではまだディスクシリンダーを使ってる所をよく見かけます。もし、ギザギザの鍵を使っているという方は空き巣被害に遭う前に玄関の鍵をディンプルキーに交換して、防犯対策を行うことをおすすめします。
- ディンプルキーとは?
- なぜ防犯性が高いのか?
- ディンプルキーの交換・取付をするには?
- おすすめのディンプル錠
- ゴール(GOAL)のV18シリンダー
- GOALのV18シリンダーは、ディンプルシリンダーの中でも防犯性の高い鍵と言われています。防犯性が高いだけでなく、使いやすさも抜群のシリンダーなので、一戸建てやマンション等の家の玄関ドアの鍵に最適です。
18本ピンで120億通りの鍵違い数があり、人に優しいバリアフリーなすり鉢状の設計となっています。 - 美和ロック(MIWA)PRシリンダー
- MIWAロックのPRシリンダーは、高い防犯性を持つ、リバーシブル式の鍵です。メインタンブラーとサイドタンブラーのリバーシブルの2WAY構造の為コピーがされにくく安全性が非常に高いです。ピッキングに強いロッキングバーや特殊な形のアンチピッキングタンブラーを採用。
硬い部品を使っている為、ドリルによる穴あけや破壊にも耐えられる構造になっています。 またこの鍵をヨーロッパのデザイナーと開発されたものですので、見た目にもこだわる方におすすめです。 - ウエスト(WEST)リプレイス917シリンダー
- 3列の配列で20本のピン数があり、約2,935億通りの鍵違い数があります。
キー複製防止のため、大きさの異なる円穴・長丸穴の組み合わせで変化の
あるディンプルホールを採用。
ドリルなどを使った破壊行為に対する防犯性・不正開錠に高い防犯性を実現します。 - カバ(KABA)スターネオシリンダー
- スイス銀行にも採用されているスイスの錠前メーカーの製品です。ハイレベルの防犯性でピッキングは極めて困難。鍵は軽くてコンパクトなので持ち運びに便利です。
ピン配列は5列の最大26ピン、鍵違い数は2兆2千億通り、最高水準の性能と不正な鍵の複製を阻止するカバ独自の鍵登録システムで、ブランドの中でも高いセキュリティを持つ鍵です。 - ディンプルキー交換・取付事例のご紹介
- MIWAのH248
- 元々MIWAのH248がついていました。MIWAは日本で一番大きい鍵メーカーで、信頼度も 高いのですが「H248」という鍵は防犯的にとても危険です! なぜ危険かというと素人でもすぐに開けることができてしまう程ピッキングに弱い鍵なので、 鍵を付けていない状態とほぼ変わらない状態だからです。 自分の家の鍵に「MIWA H248」と書かれていたら、すぐに鍵交換することをおすすめします。
- ALPHAのL4056ディンプルキー
- この鍵はほとんどの引き戸錠に対応しており、ディンプルキー採用で防犯性に優れています。鍵の抜き差しがスムーズな汎用タイプで、室内側からは鍵の施錠が目で確認することができ、2重ロックキーも可能です。防犯性が高いだけでなく、鍵を奥まで押さなくても簡単に回せることができるのでお年寄りの方にもおすすめです。
ディンプルキーとは、表面に丸い窪みのある特殊な鍵です。 この窪みはそれぞれ深さが異なっており、この窪みがシリンダーピンを押し上げる事で ピッキングでは簡単に開かないような構造になっています。
十数年前にピッキングによる被害が多発し、その際に狙われたのが私たちが昔から慣れ親しんだギザギザ形のディスクキーです。
ピッキングに強いディンプルキーはそれ以降にシェアを広げ始め、現在の一戸建て住宅
にはほとんど採用されるようになりました。
なぜディンプルキーはピッキングに強く、防犯性が高いのか。
ディンプルキーが防犯性の高い鍵と言われる理由はシリンダーピンが非常に多く、 ピッキングしにくい構造だからです。一般的な鍵はシリンダーピンが上下2列の 配列になっていますが、ディンプルキーは4段変化のピンと2段変化のピンが存在するので 非常にピンの数が多くなっています。シリンダーピンが多いディンプルキーは解錠に時間 がかかる為、空き巣の不正解錠を諦めさせる効果があります。
またシリンダーピン数が多い事で、ピンの位置を変えると何百億通りのパターンの鍵が作れることもディンプルキーの防犯性が高いと言われるもう一つの理由です。
これらの理由からディンプルキーは一般的な鍵に比べて防犯性の高い鍵だと言われています。
ネットで手軽に商品が変える時代になり、鍵もネットで買い自分で取り付けようとお考えの方も多いはず。
しかし、素人が鍵の交換・取付を行うと鍵が傷みやすかったり、簡単に取れてしまうことがあり危険です。せっかくディンプルキーに変えて防犯性が上がったと思っていてもすぐ取れてしまったりしたら意味がないですよね…。
家の鍵をディンプルキーに変えるなら、鍵の業者や鍵屋に依頼するのが一番安心な方法です。DIYより値段はかかってしまいますが、出張鍵屋なら出張費込¥11,000(+部品代)~で交換ができます。ディンプルキーの防犯性を100%生かし、空き巣対策は鍵屋に依頼するのが確実でしょう。
玄関扉の鍵をMIWAのH248からALPHAのディンプルキーL4056に交換しました。
玄関の鍵が空回りしてしまい開け閉めがしづらいので交換を考えました。引っ越してきて20年程になりますが、一度も鍵を変えたことがなかったので、防犯性が高い と聞いたことのあるディンプルキーに交換しようと決めました。鍵屋に依頼をし、自分の要望や予算にあった鍵を選んでいただき、あっという間に取付まで行ってくださいました。鍵交換はイメージより大掛かりではなく1時間程で取り替え完了しました。