大阪市都島区のマンションのパイプシャフトの鍵交換
ガスメーターが入った倉庫の鍵交換作業のご依頼
団地を管理している方からの依頼で、電気やガスメーターを見るための扉の鍵が上手く施錠解錠できないとのことでした。
マンションや団地に電気やガスメーターなどが入ってるとこをパイプシャフトと呼ぶらしいのですが、その団地にはパイプシャフトが100個近くあり、全てが1つの鍵で開け締め出来るみたいです。メーターを見に来る業者の方に鍵を渡して見ていただいてるようなのですが、そこの鍵だけ上手く機能せず、困ったので修理か交換希望でした。
施工内容
パイプシャフトの鍵はT字のハンドルタイプのもので、そのハンドルをシリンダーの溝に入れて鍵を回すものでした。ちゃんと回るか動作確認をした時に溝に上手く入らず空回りする感覚でした。
シリンダーの裏側は鎌が付いており、それが施錠解錠に繋がるのですが鎌のほうに異常はなく、シリンダーのコアに原因があると判断したので修理ではなく鍵交換をお薦めしました。
今も現存しているかわからないので後日にさせていただき、新しいシリンダーを注文して部品が届いてから再訪問しました。
まずは届いたシリンダーがお客様の鍵で回るか確認し、無事に確認できたので交換に取りかかりました。
後ろのビスを緩めて鎌を取り外し扉の裏にはナットで締まっていたのでウォーターポンププライヤーで取り外しました。大規模修繕をしたときに扉にペンキを塗られていて、そのペンキもシリンダーやナットに染みついていたので取り外すのがとても固かったです。
後は取り外した逆の手順で取り付けていき、動作確認をして完了しました。
お客様の感想
困っていたけど普通の鍵とは違うし直すにしても交換するにしてもできるのかなーっと思っていましたが交換出来て良かったです。また使えるようになるとは思わなかったので助かりました!
施工担当者からのコメント
1つの鍵で全てを開け締めでき、普通の鍵と違うシリンダーで、建ってから30、40年は経っていると聞いたので不安でしたが無事に動作出来たのでほっとしました。
今回の施工に関するうんちく
メーカーにはシリンダーはありましたが、今回の案件と同じ鎌は取り扱いが無く、現場のものをそのまま流用しました。